糖尿病は動脈硬化が進みやすくなるとともに、目や腎臓や神経に合併症が起こり、失明・透析・手足の切断を余儀なくされることもあります。歯周病も悪化します。
当院では、看護師や管理栄養士、薬剤師（調剤薬局）などのスタッフが一丸となり、患者さんのサポーターとして、診療を行います。
糖尿病って？
糖尿病は、血液中の血糖が高い状態です。
すい臓からでているインスリンの出る速度や量が減少したり、肥満やストレス、感染症などで体内のインスリンが効きにくくなったりするためです。
インスリンは血糖値を下げるために唯一体内からでるホルモンのことです。
症状や合併症
- 糖尿病の初期は無症状のことが多いです。血糖値が悪くなると、口渇・多飲・体重減少・疲れやすさなどが出現します。
- 合併症は腎臓や目の悪化、しびれや痛みなどの神経障害があります。これらは細い血管の障害ですが、高血糖を放置すると心筋梗塞や脳梗塞、足切断などになる可能性もあります。
治療
- 治療としては、食事療法、運動療法、薬物療法があります。
- 当院では、出来る限り飲み薬を減らし、無くすことができるように生活習慣の改善を大事にした診療を心がけています。
- ただし、血糖悪化を放置すれば、合併症となるため必要に応じて飲み薬やインスリン治療も行います。
当院の診療の強み
- HbA1cや血糖値を検査当日に結果説明できます。
- 管理栄養士による栄養指導が受けられます。
- インスリンやGLP-1注射を使用の方の24時間モニタリング血糖測定が可能です。
- ＱＯＬ（Quality of Life：生活の質）を大事にし、一人ひとりに向き合いながら個別化した治療を心がけております。